坐禅中・瞑想中の眠気対策

坐禅は必ず目を開いて行ないます。

瞑想中・座禅中に眠くなる原因ー僧侶やベテラン一般人はなぜ坐禅中に眠るのか
からの続きです

10年間も修行したのに、坐禅すればすぐに眠たくなり、いつの間にか寝ていた恥ずかしい修行僧(かつてのわたし管理人です^^;)が今頃になってやっと見出した、
・坐禅中・瞑想中に眠くなる原因3つ 
・その対策 


論理的に納得したい方はまた別の機会に、別のところで発表したいですが、
言えることは

・坐禅・瞑想の前に、甘い物は決して食べない 色々やってみて、ちょっとでも砂糖が入っていると眠気の原因になることが分かりました。満腹と同じくらい眠くなります。

接心中にお菓子は供養しない(差し入れしない)ほうが良いと思います。

砂糖入りのコーヒーも眠さの原因です。 血糖値が乱高下して、眠気を起こします。

食事も糖質は控えめが良いです。これは最近世に知られて来ました。
昔みたいに、ご飯と漬物さえあれば、何も要らないというのは良くないそうです。

理論欲しい人は、ジョコビッチの食事療法などを読んでみて下さい。
テニスプレイヤーのジョコビッチです。


ガン細胞は糖質特にブドウ糖が大好きなようです。
あと体温が低いとがん細胞が増殖します。



・空腹だと眠くなりません。ただし、空腹でも午後2時くらいになると血糖値の変化で自然と眠気が来るようです。
専門家がそう言っています。仮に昼食がまだでも、2時位には眠気がやって来るのが、人間の自然な生理のようです。


・睡眠不足の時は、坐禅や瞑想をしない (坐禅の前からあくびが出ていたり、眠い時) 

・摂心中、午後9時以降も人とおしゃべりをしない 自分で気づかないかもしれませんが、熟睡しなくなります。
これやると朝の気持ち良い暁天ぎょうてん坐禅から眠くなり、眠い坐禅で一日をスタートすると、その日はおじゃんになります。

(昼休みのパワーナップで回復する可能性はありますが、こういう人、スキだらけで、貴重な昼休みにもおしゃべりを楽しんでいます 摂心中の昼休みも、大事に使って下さいませ)

・特に睡眠不足でないのに、坐禅や瞑想すると眠い時は、すぐに坐禅・瞑想を中止して一度席を立つ ということです。 
道元禅師は、眠くなったら、まず身体や顔をさすったりせよと仰っています。
それで駄目なら立ち上がって、席を離れて経行(きんひん)をせよと。

昔は、今の僧堂のように一斉に坐禅を始めて、40分経ったら一斉に坐禅をといて、経行(きんひん)に移るなどとはやっていなかったふしがあります。

道元禅師の頃はそうじゃなかったのでしょうか。永平大清規えいへいだいしんぎ読んでいないので知りません。

人数が多くなると、どうしてもそれ程やる気のない人や真剣でない人が、人気の僧堂だから有名な老師がいるからとやって来るようになって、そういう方はすぐに席を立って、ひとに迷惑をかけたりするので、やはり規矩(きく)つまり規則というものを作って、はい、今から坐禅です、はい、坐禅終了です・経行(きんひん)です、はい、抽解です、はい、坐禅ですと、一斉に行動させなくてはならなくなります。

◇    ◆    

坐禅中に眠る癖がついているベテランが、坐禅中に覚醒できるようになるには

古参の人で坐禅中に居眠りする人が多いのは、慣れでもう脚が痛くなくなっていて、そのまま組み続けているからです。 
動くとベテランの自分のメンツにかかわると思っているようです。(自分もそう思っていましたから)


坐禅中に眠ることが習慣化している人は、今すぐ対策を取って下さい。
かなり苦しみますが、改善すると思います。
わたしも治りましたので。

自宅で坐禅するのをやめた方が治りやすいかもしれません。
自宅で朝5時に起きて居眠り坐禅するのを何年も継続せず、ただちに中止してください。

それが諸悪の根源です。

居眠り坐禅する人って、結構意志の力強くて、何年も同じことを続ける力がある人が多いです。
社会的にも成功している人、割合多いんです。

なので、彼には、坐禅会を休むなんてことは無理かもしれません。
摂心にはなぜか必ずやって来ます。

それまで10年間1回も欠かさず坐禅会に出席してきたということが障害になっています。
でも、休みましょう。


いや、しばらくの期間、坐禅自体はやめて、奥さんの家事を手伝ったり、お掃除したり、料理を作ったり、仕事に励んだり、睡眠学の勉強をしたりして下さい。

ともかくシャキッとしている時間を増やして下さい。クリエイティブな時間を過ごすと良いです。
しばらく覚醒している時間を持つようにすれば、居眠り坐禅もリセットされます。

日中にどんな活動をしているかが、坐禅中に影響を与えます。



坐禅中に眠るくせが付いてしまっている方は、真剣に対策をやらないとそのままでは、一生無理かもしれません。いや多分無理です。

何故かと言うと、坐禅中に自分が眠っているとは気づいていないからです。
雑念が減ってきたなと思っている人、危ないですよ。
修行が進んだのではなくて、坐禅中に眠っているだけです。



睡眠ちゃんと取っているのに坐禅中に眠くなる理由

睡眠時間ちゃんと取っているのに、それでも坐禅中に眠い場合、
熟睡ができていないのかもしれません。
布団に隙間が空いていて寒さで熟睡できないのかもしれません。

あと、首や肩が寒いと熟睡できません。
夜中にトイレに立つのも、寒さ原因になっている人多いです。
そうですね、2,000円くらいですかね、ペラペラの寝袋を買って、布団の中に入れて、そこに入って眠るとあったかいです。
上等のシュラフは分厚いので、とてもじゃないですけど、布団の中に入れたら、汗かいて、風邪ひきますから。

親には、冬にシュラフを入れて寝ると暖かいよと、一つプレゼントしました。

床に入る1時間くらい前から、布団乾燥機で布団の中を温めるのも良いです。
暑くなりすぎのが欠点です。布団乾燥機の意外な使い方です。

シュラフも布団乾燥機も余程寒いところで寝ている人の場合で、マンション住まいの人などは暑すぎて汗をかいて、風をひく元になるかもしれません。



睡眠時間長いのに、それでも坐禅中に眠い場合、
寝過ぎかもしれません。
オーソドックスな学説では(あくまでも2019年現在です)
8時間睡眠は寝過ぎだそうです。

おかしいなあ、昨夜はよく寝たのに、どうして坐禅中に眠いのだろうと思った方は、そう疑って下さい。


それとも、坐禅中にずっと頭脳が動いていて、ブドウ糖をたくさん消費しているのかもしれません。
(なので、学者は脳でブドウ糖を大量に使うので、基本的にみな痩せています)
すると脳内に熱が集中し、体幹の体温が下がり、眠くなります(体温が下がると眠くなると上にも書きました)。

脳内での葛藤が一番エネルギーを消費します。
つまり、坐禅のやり方自体がまずいので眠気を誘発しているということです。

念は起こっても問題ないのです。それはエネルギーを消費しません。
起こって消滅し、起こって消滅する、それは無問題です。

自然に起こった念・思い を取り上げて、ああでない、こうでない、しまった雑念が起こっちゃった
えと、こうやれば良いんだな
そだ、今に集中しよう、今、今、、、
などとやって葛藤を起こすから、脳内で膨大なエネルギーが使われ、
ATP(アデノシン三リン酸)が分解されて、ただのアデノシンになります。

アデノシンは、睡眠誘発物質と言われています。

ブドウ糖も大量に消費されるので、血糖値が乱高下します。
これが眠さを惹き起こします。


甘い物、特に砂糖を摂取すると、眠くなる理由は、これと同じです。
砂糖を摂ると、まず血糖値が一挙にあがるので、
慌てて膵臓のランゲルハンス細胞からインシュリンが分泌されて、次は、血糖値が下がるのですが、
それがさらに標準より下げてしまいます。

甘いものを摂ると、最終的に血糖値が標準値より低下するのです。
なので、眠くなります。

先程も言いましように、血糖値が乱高下すると眠くなります。


以上、推敲せずに書いていますので、冗長な部分や繰り返しがあったと思いますが、どうぞお許し下さい。
気づいたら微修正して行きます。


坐禅中の眠気を吹き飛ばすパワーナップ法

【方 法】1minkamin
椅子に座ったままか、
江戸時代までの仏教のお坊さんのように横向きに寝て
20分だけ仮眠します。 
パワーナップとは仮眠して力を取り戻すことです。

右の本も結局「20分間」の仮眠をすすめています。

仰向きに仮眠すると、私の場合、寝過ぎてしまいます。
右の本では、椅子に座ってせよとのことです。

仮眠に慣れていないひとは、できるようになるまで練習です。 
タイマーを必ずかけてください。
人によっては、アイマスクや耳栓が有効かもしれません。近くの病院の売店行けば、耳栓売っています。

特に椅子に座っている時は、一度眼をつぶったら、何があっても眼を開けない と決断します。 
カフェでも仮眠できます。
わたしも、一時期、同じ場所に同じ時間に行って、パワーナップを取ってから坐禅に向かっていました。

パワーナップ開始後は、スマホなどが気になっても、眼を開けません。 
LINEの通知音もしないように設定しておきましょう。

目を開けたら、一からやり直しになり、それから20分必要なのですから、坐禅する時間がなくなります。
自室だったら、自室のどこにどのような姿勢でパワーナップするか、ルーチンワークのように設定します。

ちょうどイチローがバッターボックスに入ってから、常に同じことをやるようにです。

パワーナップなかなか効果的です。ぜひやってみてください。


接心の昼休みも人とおしゃべりしている場合じゃありません。
パワーナップやってくださいませ。

すると午後からの坐禅も眠さに邪魔されることなく、快適にできます。


パワーナップですが、
最初はわたしは椅子に座ってでしか仮眠できなかったのですが、場合によっては、椅子がない環境もあります。
そういう時は、側臥位で寝て、仮眠します。

パワーナップ上手になれば、前夜ちょっと睡眠不足だったとしても、一気に眼が覚めます。 ぜひ、やってください。 
パワーナップは、レム睡眠です。


なお、30分以上眠ると、逆にもっと眠たくなります。 
こういう本を知らなかったし、睡眠学の研究もせずに、何年もかかって、自分の体で実験した結論です。 
30分以上眠ると、ノンレム睡眠に入るそうです。
なので、30分以上経ってから起きると、眠くてしようがなくなります。


ですから、パワーナップは20分以内。

もっと言えば、一瞬だけでも眠れたら、スッカリ元気にシャキッとなることがあります。
なので、パワーナップ上手になれば、5分でもいいかもしれません。

学校時代に経験したことないですか?
めちゃ眠いときに、机に突っ伏して何分も経たないのに、別人のようにシャキーンとしたこと。

最近、睡眠研究家の本で確認し始めましたが、20分なんです。
自分が試行錯誤した結果と、同じ結論でビックリしています。 
15分と云う人もいます。
 

stanfordmethodforsleep

そうなったら、90分眠らないとシャキッとしません。
レム睡眠とノンレム睡眠のセット90分で人間は眠ると言われているからです。  
(最近の説では、90分から120分だそうです 『スタンフォード式 最高の睡眠』 これ一時期電車の吊革広告で派手に宣伝されていた本なので、ずっと興味はなかったのですが、最近睡眠学を調べる必要があって、メルカリで古書を購入しました 良い本です)


レム睡眠で、疲れが取れることが分かったのは最近の研究成果です。

それまでは、レム睡眠は脳が活動しているので、疲れが取れないと考えられていました。

自分の体験でも、夢を見ているような睡眠でも、眠気がなくなってシャキーンとすると思っていたのですが、学問的にも立証されていたのですね。
昨年の12月まで知らなかったです。

わたしの言葉で説得されない方は、『スタンフォード式』や仮眠法 の本を読んで下さい。

接心中に仮眠なんてできないよ、と言われる方、ちゃんと対策がありますが、ここでは、ちょっとお話する時間がございません。
ごめんなさい。


一度、坐禅中に眠る癖をつけると代償はすごいですよ。 


瞑想中・座禅中に眠くなる原因ー僧侶やベテラン一般人はなぜ坐禅中に眠るのか
に書きましたように、ベテランになればなるほど、坐禅中に眠る人が多いのです。
修行僧もほとんど居眠り半分で座禅をしています。


眠っている古参の人に警策(きょうさく・けいさく)入れてあげると、 「俺はねていないぞ」などと怒ります。
もう自覚症状がないのです。 

自分は坐禅をしていると思っているから、怒るのです。

義衍老師系統の坐禅会は、警策ありません。

それも怖いです。
だれも人のこと気にしてませんから、
放置プレイです。

気づけば、老師が声を出して注意されるのですが、眠っている本人は、他人事なのです。
老師は独参を受けていて、禅堂におられないことが多いです。


一生、修行にならない道まっしぐらです、ホント。

わたしも、井上義衍老師系統の坐禅に出会わなかったら、そうなっていました。

しかも、古参になると自分は修行底の人間だと思って、上席に座っているから、たちが悪いんです。

(でも、その方々の人格のことではありません。真面目に坐禅会にやって来ますし、人が良くて、親切な方多いです
でも、居眠り坐禅は、道場全体の脚を引っ張ります 不要な発言をする人間になります)


貫道老師が言われるように、30年坐禅している人は、たいてい眠っていますね。

本当にそうです。
ある老師に師事して40年参禅している方と一緒に坐禅する機会が一時ありました。
その時は、わたしは、もう以前のように眠らなくなっていましたが、

なんと、その方、その大ベテラン、見事に坐禅中にねていました。
なんで分かるかって?
いびきが聞こえるのです。


井上義衍老師系統では、警策もありません。

なので
眠くなったら、すぐに坐禅を中止してその場を立って、冷たい水で手をあらうか顔をあらってください。
裸足で経行(きんひん)するのも目を覚まします。

(よその坐禅会だったら、坐禅中に座から立ったら叱責されるかもしれません
僧堂だったら、「しっかり坐らんかいっ!!!」と怒鳴られます)

皮膚温が下がると眼が覚めるということが科学的に立証されています。
特に手足の皮膚温を下げることが重要です。

このことが、『スタンフォード式 最高の睡眠』を読んで一番良かったことです。

自分の身体で確認できていたことでしたので。


体内温度が下がっても眠くなります。
体内温度>皮膚温
ですが、
その差が縮まると眠くなります。

・体温が下がると眠くなる
・手足の皮膚温が上がると眠くなる


人体は、どうもそのように出来ているようです。

なので、皮膚温を下げると、眠気が飛びます。
冷たい水で顔洗う、手を洗う
裸足で経行(きんひん)する
ことで皮膚温が下がるからです。

それで駄目なら、パワーナップ(仮眠)です。


初心者のうちは、坐禅しても眠くなりません。
組んでいる脚が痛いのも幸いです。

なので、その時がチャンスです。


長い文章を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
役に立つところがありましたら、幸いです。


ちょっと待ってください。このままブログを閉じずに、↓↓
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