東大卒の僧侶・川上雪担せったん老師の伝える坐禅の秘訣1


坐禅がうまくできない理由ー自分で難しくしているだけ

「坐ってね、なにかしらうまく行かないって、それたった今自分がそうやってるんです。みんな自分が作る、
修行未熟の大悟徹底してないからじゃない、うんさかわんさか[自分で]うまく行かなくしている、だからあれっというまに、みんな無くなるんです。

ふわ-っとなんにもなくなって坐る、これねちょっとやってごらんなさい、すぐできるんです。
できないのは、そう、自分ができなくしている。


坐禅はすぐにできるようになるー修行に時間はかからない

「くどいようですが、手間ひまかからんというのを、だれも知らんのです。」


だれでも悟っているーだれでも大悟徹底の意識なんです

「ですからだれだって大悟徹底です、大悟徹底でない心意識なんてありっこない。 」


―以上、川上雪担老師 原文はこちら


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東大卒僧侶・川上雪担老師のプロフィール

東大卒で元数学教師の川上雪担老師のプロフィールは下に。

※東大卒とかどうでも良いのですが、最近東大卒の僧侶が多くなって、活躍されていることが多く、そのキーワードで検索する人も多いので、こんなタイトルつけました。 当たり前ですが、本物は、学歴関係ありません。
お坊さんの社会も人間社会なので、学歴があると道場の安居期間が短くても住職資格が取得できるということがあります。臨済宗も曹洞宗も。
最近は義理人情を重んじる世界の方々も学歴重視で、京大卒の組長さんもかなり多いそうです。義理人情よりも学歴だって。


川上雪担老師略歴

昭和11年(1936)生 横浜市出身。音楽・文学に造詣が深い。モーツアルトが大好き。
東京大学卒業後、数学教師を経て、出家。


発心寺(ほっしんじ)専門僧堂に掛搭して、師家(しけ)・原田雪水老師の弟子となるも、井上義衍老師(いのうえぎえん)の名声を聞き、(昭和40年頃)僧堂を抜け出して浜松龍泉寺に行き、井上義衍老師に参禅。

龍泉寺(りゅうせんじ)は貧乏寺につき、境内のお堂や山の下の空き寺に雲水の斎藤大心和尚と一緒に托鉢(たくはつ)して、自炊しながら、義衍老師に参禅。
この間、省(せい)(気づき、小さい悟り) あること度々。

大心和尚も、発心寺専門僧堂を飛び出してきた一人。
(雪担老師が僧堂に掛搭(かた)していた当時の発心寺の維那(いのう)和尚の雪渓師はかつて僧堂を飛び出てすでに井上義衍老師に参じて、発心寺専門僧堂に帰って来て、維那和尚となっていた つまり、井上義衍老師のところの先輩に当たる)

のち、横浜の総持寺専門僧堂に掛搭(かた・かとう)。(発心寺専門僧堂は飛び出していたので、住職資格が取得できていなかったためと推測される)

新潟県三条市・東山寺(とうざんじ)の住職となるも、義衍老師の摂心には通い、また、義衍老師を師家(しけ)として拜請(はいしょう)して、東山寺で摂心を行う。ある時、脱落す。

井上義衍老師の印可証明は断ったと自分自身で書いておられる。
弟子に「だれか俺を印可してくれ」と(弟子に印可してもらうというのは深い意味があります)。

平成23年(2011年)に突然遷化(せんげ)。在世中からネットを駆使してブログやmixiなどでも法を説かれていた。
詩集あり。