瞑想や坐禅で眠くなる場合には仮眠(パワーナップ)が有効です
ほんの数分(15分以内)の仮眠をしておけば、その後、瞑想や坐禅が眠気で邪魔されることがありません一流スポーツ選手や一流企業も仮眠を導入しています
ただし、前提として、決して砂糖の入った食べ物や飲料を摂らないことです。
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侍ジャパンに行って、一流選手から試合前の仮眠を学んだ例
中日・佐藤優が救援陣に仮眠のススメ
11/17 16:30 日米野球で初めて侍ジャパンの一員として戦った中日・佐藤優投手(25)が16日、ナゴヤ球場での秋季キャンプに再合流し、救援陣に“仮眠のススメ”を説いた。
竜の守護神候補は大会期間中、侍投手陣を徹底マーク。特に抑えを務めたDeNA・山崎について「ずっと気持ちを張っているわけじゃないけど、ここぞという時の集中力もそうだし、勝負どころでのコントロールを間違えない。間近で見て気持ちの持って行き方がすごかった」と舌を巻く。
もっとも驚いたのは、試合前や試合中に5~10分ほど仮眠をとっている侍の救援陣が少なくなかったことだ。「山崎さんから試合前に昼寝タイムを設けて1回寝てから、パッと起きてもう1回集中力を高めていると教えてもらった。試合中に高梨さん(楽天)もトレーナールームでゴロゴロしてるのを見た」と明かす。その上で「ずっと気が入っていることが多いと、しんどいし、ゲームで後ろの方だと疲れて眠くなってしまうこともある。1回リラックスして、もう1回気持ちを持って行くのも、いいかもしれない。ちょっと試してみたい」と目を輝かせる。
登板直前の仮眠など、今季までの中日ではあり得ないこと。だが新体制となり、侍帰りの佐藤と笠原に向けて与田新監督は「(他球団の)一流選手と接したことで、チームの中にこんなことを言われたとか、いい意味で拡散してほしい」と“土産”に期待を寄せる。
佐藤は「マウンドに立ったときが一番集中力が高まっている状態になれればいいわけで、中日ではやってないことなので新しい風を吹かせられたらいい」と竜投手陣に“仮眠法”を広める意向だ。
仕事のできない社員は仮眠時間中にゲームをする
昼休みに仮眠を取り入れている会社があります。仮眠をすれば、仕事の効率が上がり、生産性が上がるというデータがあるからです。
その会社ですが、そこで、面白いことが判明しました。
業績を上げている社員⇒ちゃんと昼休みに仮眠を摂っている
業績を上げていない社員⇒仮眠時間中にゲームをしている
業績を上げている社員とそうでない社員の統計を取ると、20:80になるそうです。
パレートの法則があてはまるそうです。
後者の社員は、とにかく給料をもらえれば良い、特に会社のためとか利益を伸ばそうとかは考えたこともない。
できれば、できるだけ働かなくて、できるだけ多い給料を欲しがるようです。
業績を上げている社員が、ちゃんと昼休みに仮眠を取る理由:
仕事がフルパワーできることを望んでいて、眠気があるとそれが妨害になることを分かっているので、そのために仮眠時間には仮眠をちゃんと摂る
業績を上げていない社員が仮眠時間中にゲームをしている理由:
眠くなると仕事の効率が悪くなることを分かっていない、もしくは、
分かっていても、仕事の効率をあげようとは思っていない
からなんです。
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コメントから
tor***** | 2018/11/17(土) 19:27
自分の職場でも昼休みにほとんど20分くらいの仮眠をとっていますね。
逆に仮眠をとってないでスマホゲームしてる人は大概仕事ができない人。
マリオくん | 2018/11/17(土) 17:09
大工さんも仮眠するし、科学的に根拠あると思う
きたまる | 2018/11/17(土) 19:07
パワーナップは心理学的にも推奨されており、企業でも取り入れられているのでぜひやった方がいい!
返信0
純情ブー太郎 | 2018/11/17(土) 17:24
私も昼休みに仮眠する。ウトウトするだけでも気分の切り替えになるしリセットできる。
但し、そんなにウトウトもできない時の方が多いけどね。
返信0
sum***** | 2018/11/17(土) 17:21
こういう事が知れただけでも侍に行った甲斐があるよね
返信0
gro***** | 2018/11/17(土) 18:06
人間の集中力なんてそうそうもたないから
マジでこういうのは意味があると思う
pri***** | 2018/11/17(土) 18:34
やっぱオンオフの切り替えはどこに行っても大事なんだね。
確かに仮眠って長すぎなきゃリフレッシュする気がする、30分越えて昼寝になるとその後グダグダなっちゃうけど。
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瞑想前にする仮眠(パワーナップ)のコツ
瞑想や座禅で眠くならないようにするためには、仮眠を摂ることが重要なんです。前提として、瞑想も坐禅も目を開いてします。
瞑想は目を閉じるのはウソ(間違い)、もちろん坐禅も目を開きます
の記事をご覧下さい。
このブログでしばしば述べていますが、仮眠は15分以内にします。
それ以上眠ると深い眠りに入ってしまい、途中で起きると、かえって眠くなるからです。
仮眠のコツと仮眠の注意点
仮眠にはコツがあります。・タイマーを使います。携帯やスマホに入っているタイマーが便利です。
・今から15分は仮眠するぞと自分に宣言し、その時間が始まったら目を決して開かない
・アイマスクや通常のマスクなどの小道具 特に接心中とかで女性の控室で仮眠を摂る場合、「わたしはこれから昼寝をします」という意思表示のためにも、アイマスクをすればいいですし、寝顔をさらしたくないということもあるので、マスクが必要です。両方つけたら大変あやしいですが、そのうち誰も気にしなくなるもんです。
場所も、そういう控室だったら、最初から人の出入りがない場所を陣取りましょう。
坐禅に真剣な人は、接心中の昼休みに仮眠を摂ります。
坐禅に真剣でない人は、接心中の昼休みにおしゃべりをします。
・自分にとって仮眠しやすい 場所 と 姿勢 を見つけます。 椅子か、横になるか、机にもたれかかるかを決めておきます。
自宅やお寺の控室だったら横になれますが、会社ではそうはいきませんので、どちらの姿勢でも仮眠できるように日頃から鍛えておきましょう(笑)
・机が硬すぎて眠れない人には、机の上にクッションを置いたり、後ろに持たれる人なら、背中にクッションを置いたりします。
・冬なら、マフラーやストールを巻くと眠りに入りやすいです。寒いと入眠しにくいです。
・横になる場合、自分の経験では、仰臥(仰向け)はおすすめではありません。
右を下にして、横向きに寝ます。これは仏教徒の本来の寝方です。
曹洞宗の僧堂では、夜寝る時には仰向け(仰臥位)ではなくて、右脇を下にする側臥位に強制されます。
通常の仰向けで仮眠を摂るのと、右側臥位で仮眠を摂るのとを実践して比べてみると、
右脇を下にした側臥位の方がスッキリと起きられます。
・15分と設定していて、途中で自然に目が覚めた場合、そこで終了します。
決して二度寝はしません。
睡眠研究家の堀大輔氏によると二度寝だけはやめるようにとのことです。
【仮眠の回数を摂りすぎると、どんどん眠くなります】
自宅などにいる場合、一日に仮眠はせいぜい2回までにして下さい。
瞑想するたびに眠いからと言って、仮眠を摂っていると、たとえそれが15分であっても、傾眠(けいみん)・嗜眠(しみん)になる可能性があります。
一日何回も仮眠したり、瞑想や坐禅をしていて眠くなったら仮眠をする ようなことを続けていくと、傾眠状態になる可能性があるので要注意です。
やたら眠くなります。
2回仮眠を摂っているのに眠いのは、瞑想の仕方や坐禅の仕方が誤っている可能性が高いです。
場合によっては、瞑想の指導者をチェンジする必要があります。
その瞑想方法に問題があります。
決して睡眠の問題やあなたに問題があるからではないかもしれません。
偽の瞑想指導者は、瞑想中の眠気は構わないと指導する
瞑想を教えるとご飯が食べられる時代になりました。ちょっと瞑想に興味を持つと、それを教えて仕事にしてしまう人間が多いです。そのような指導者の中には、生徒さんのん反感を買わないように、「瞑想中に眠くなっても問題ないのですよ」と逃げてしまう人がいます。ご用心、ご用心。中には、教えている内容が自分はできていないのに、人に教えている人がいます。
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